笑えるすと〜り〜  黒いネコのお笑い小説だよ 黒いネコの心温まる小説はこちら↓くろねこStory(小説・物語) 恋愛小説や鹿児島県をテーマにした短編もあるのだ
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なーんにも難しいこと考えないで、楽しく笑って読むならこっちの小説なのだ。
黒いネコのお笑い小説『笑えるすと〜り〜』なのだっ!(V^−°)


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☆″作品集(笑えるすと〜り〜のリスト一覧)☆″
短 編

・・・の気持ち | <短編小説・ショートショート> | <悲痛な叫び? 日常のひととき>
普段は何にも語りかけて来ないどんなモノも、よ〜く耳を澄ませばその声が聞こえてくるかもしれない。
いつもは無口なモノたちの会話を聞いてみようか。

顔文字で遊ぼう |<短編小説・ショートショート>|<意味不明なネタ >
ただ顔文字をたくさん使ってるだけかも・・。
屋久島もののけ大冒険シリーズ (屋久島をテーマにした短編小説)

屋久島もののけ大冒険 | <短編小説・ショートショート> | <屋久島 自然 >
屋久島っていうのは不思議なところ。太古の自然がそのまんま・・って感じで、何が出てきてもおかしくない。
不思議な生き物だってたくさんいるんだ。妖精のようなお化けのような・・。
中でも一番元気のいいのは、朝露の雫から生まれたあいあい。見た目は人間の女の子の姿をしてはいるけど、中身は・・・。まぁ、これを見ていただければ・・・。

『クリスマス大作戦っ!』の巻 |<短編小説・ショートショート>|<クリスマス トナカイ サンタクロース>
クリスマスプレゼントをゲットするべく、あいあいは作戦を立てたのだが・・・。

『お年玉でGO!!』の巻 | <短編小説・ショートショート> | <お正月 お年玉 福袋>
『高級エステ三昧福袋』が欲しいあいあいは、お年玉を手に入れるべくとんでもない作戦を立てた。

『はっぴぃ ばれんたいんっ!』の巻 | <短編小説・ショートショート> | <2月14日 バレンタインデー チョコ>
クリスマスの悲劇から、やっと立ち直ったコロコロにまたもショックな出来事が・・。


☆★◇◆屋久島もののけ大冒険!『お年玉でGO!!』の巻◆◇★☆

「あー忙しい、忙しい‥‥。」C= C= C= C=┌( ・_・)┘
「どーしてお正月って忙しいのかしら。」

「‥‥。」(?-?)
「あいあい、忙しいって言っても一人で粘土遊びしてるだけじゃん。」

「誰が粘土遊びしてるの?ねぇ、カラカラ。」
(-_-;)/~~~~~~~~~~~~☆ ピシッ

(^_^;) 「あ‥いや、何作ってるのかなぁ〜って。」

(c ̄− ̄) 「聞きたい?」

「う‥うん。聞きたい。」

「もう、仕方ないわね。内緒だけど、そんなに聞きたいなら教えてあげる。」
「お正月と言えば何?」d(^-^)

「お正月って言うと、年越しそばに、御節に、お餅に‥‥。」( ̄¬ ̄)

「もう、食べ物ばっかりじゃない!ほら、他にもあるでしょ。
大切なものが。」(*`ε´*)ノ

「大切なもの?あ、そうそう大切なもの忘れてた。年賀状に年末ジャンボ
宝くじ。」d(^-^)

「‥‥‥。」┐( ̄ヘ ̄)┌ 

「ねぇ、カラカラ。ちょっとジジくさいことばっかり言わないで。
お正月って言ったら、お年玉に福袋でしょ。」d(−_^)
「ちょっとこれ見て。」

「何?それ何のチラシ? 」(・-・)
「『高級エステ三昧福袋』‥? あいあい、また人間の格好して町に降りてた
と思ったら、こんなチラシ見つけに言ってたの。」

「こんなものなんて失礼ね。こんなエステのフルコースなんてめったにできる
もんじゃないんだから。絶対にこの福袋は手に入れるのよ。」
m (゜- ゜ ) 

「手に入れるって言っても、お金無いじゃん。僕たちにお年玉なんてくれる
人なんて居ないし。」

「おほほ‥‥。もらうのよ、お年玉。」D(o⌒∇⌒o)

「誰に?誰もくれないよ。」

「馬鹿ね。明日は元旦でしょ。初日の出を見た後にすることって何?」

「初詣?」(・_・?)

「ピンポン!ピンポン!大正解!!」(~▽~@)♪♪♪

「えぇーっ!あいあい、賽銭泥棒するの!!」(゜▽゜;)

(-_-;)/~~~~~~~~~~~~ \(>_<)/ ピシー
「するわけないでしょ!」

「お賽銭をもらうの」♪ ( ̄m ̄*)V

「やっぱり賽銭泥棒するんじゃん!」

「違うの!神社を作るの!」<<o(>-<)o>>

「‥‥‥。」(◎_◎;)  (神社なんか作れるわけないじゃんか)
「‥用事思い出したから、僕帰る。」 ε=ε=(┌ ・)┘

「ダメ!か弱い女の子一人に、こんな力仕事させる気?」(ё_ё)

「だって、コロコロだってこの間のクリスマスのことでショックで寝込んだ
ままなのに、僕一人で作れるわけないじゃんか‥‥。」

「まだ、ダムダムだっているでしょ。パルパルもチリチリも、みんな呼んで
くるの。」

「えーっ‥ダムダムって、何にも話さないから不気味なやつなのに‥‥。」

「いいの!あいあいの福袋がゲットできるかできないかは、このお賽銭作戦
にかかってるのよ。」
「あ、ついでにこれも配ってきてね。」d(^_^o)

「なにこれ?チラシ? 新規オープン『あいあい神社』あなたの夢なんでも
叶えます。お賽銭の額により、願い事が叶う確立が10%〜80%まで変動
します。‥‥これって?」

「いいの、いいの。これできっとたっくさんの人が来てくれるんだから。」

「ホントにぃ?」(  ̄O ̄)

「ホントよ。これでお年玉は絶対確実よ!」(V^−°)

「じゃあ僕たちにもお年玉分けてよ。」
(お年玉っていうか、お賽銭なんだけど。)



‥‥そして、と〜っても貧相なあいあい神社が出来上がった。


「‥‥‥。」( ̄Д ̄;)
「ま‥‥こんなものよね。要は中身よ。見た目なんて二の次なんだから。」

「ねぇ、あいあい。柱が足りないからってダムダムを支えに使っていいのかな‥‥。」

「だって何もいわないんだもん。ちょっと支えてて‥って言ったら、ずっとそのまま
支えてるんだもん。きっと大丈夫よ、どうせ一日なんだから。」

「だ‥大丈夫かなぁ‥。」( ̄〜 ̄;)??



そして、そして、静かな元旦を迎えた。でも、静か過ぎてあいあいは不機嫌だった。


「どーして誰も来ないのよ!!」<<o(>-<)o>>
「誰も来なかったらお賽銭もらえないじゃない!カラカラっ!ホントに宣伝
してきたの!?」

「してきたよ。」 (やっぱりあのチラシがいけなかったんだよ。
この神社だっておもちゃの家みたいな造りだし‥。)

「こうなったらあの手しかないわね。」(-_☆)

「わっ!また危険なこと考えてる目だ!」(◎_◎;)

「きっと大丈夫よ、今回の作戦は絶対に成功するんだから。名付けて
『沼で通せんぼ作戦』よ!」

「‥‥ダムダムって沼の精だったよね。まさかダムダムに道路に沼を作らせ
て‥。」

「ふっふっ‥‥その通りっ!」d(^0^)
「他の神社への道をぜ〜んぶ沼にしちゃって通せんぼするの。これならもう
みんなあいあい神社に来るしかないんだから。」
「さ、ダムダム行きま‥‥‥。」(;゜゜)

「どこ?ダムダムはどこ?」(「・・)

「‥‥‥。」

「‥‥っていうか、神社はどこ?」(・−・)?

「ねぇ、あいあい。あいあいがダムダムを柱の代わりにするから、ここ沼地
になっちゃたんだよ。ほら、あいあいが作ったど派手な賽銭箱ももう沈んで
いくところだし。」(^-^) б

( ̄□ ̄;)ガーン

「‥‥お‥お賽銭、お年玉がもらえなくなる。『高級エステ三昧福袋』は‥。
あいあいの高級エステが‥‥。」(;>_<;)

「自分の作戦に、自分ではまってどーするのよ!ダムダムのばかぁ!!」
。・°°・(;>_<;)・°°・。

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注)この物語はフィクションです。
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